2020年12月19日土曜日

産地で語ること 〜産地初のオンライン展示会「リアル播州織展示会2020」〜

 12月14日から20日の会期でスタートした、

播州織産地初のオンライン展示会「リアル播州織展示会2020」。

明日19日(あ、もう今日か)は、「インスタライブ」による生配信最終日。


おかげさまでいろんな方に視聴してもらい、

コメントもあり、

そして生配信終了後も、多くの人にご覧いただき、

生配信であること、

産地で語ることの、

リアルさ、おもしろさが、とってもいいものだと思った。


配信1時間前に事業所に訪問。

打ち合わせをして、いざ配信。

こんな話をしよう。

どうやって伝えよう。

どんな風に表現しよう。

事業者さんの、いろんな試行錯誤の表情。


そして配信開始となると、スイッチオン。

展示会でバイヤーさんと展示会場で話すことはもちろん大事。

面と向かって、直接話す。

でも今はなかなかできない。

だからこその「オンライン」。

そして収録配信とはまた違う、そこにある「リアル」。

産地で語ること。

とてもいいなと思う。

産地だからできること。

なんだかまだまだいっぱいあるような気がする。






2020年12月13日日曜日

インスタライブというチャレンジ 〜産地初のオンライン展示会「リアル播州織展示会2020」〜

 播州織産地初のオンライン展示会の目玉イベント「ライブ配信」。

織物業者や加工業者の工場内に、

産元商社のショールーム内に、

まさに産地の現場に生潜入する。それが「ライブ配信」。

オンライン展示会ならではの醍醐味。

ディレクション業者とのやりとりの末、

使用する媒体は「インスタライブ」に決定。


ぶっちゃけインスタグラムはよく使ってるけど、
インスタライブは初体験。

こんな風にディレクション業者によって予告がされていた。

ほー、こんなことができるのか。

当日は1ヶ所にとどまることなく、動き回る「機動性」と「臨場感」の演出のために
このインスタライブに決めた。

さあ、播州織産地初の試み。
多くの人に見てほしい。


2020年12月10日木曜日

Youtubeチャンネルというステージ 〜産地初のオンライン展示会「リアル播州織展示会2020」〜

 4日間で20社(実は1社だけ1日はみ出たので5日間、でもほとんど実際4日間)という、

よくよく考えたら本当にハードな撮影をこなしていただいた、ディレクションをお世話になった業者さんのスタッフさん。

感謝感謝である。

この事業所動画はもちろんオンライン展示会サイト「リアル播州織」で披露している。


それと実はYoutubeチャンネルもあったりする。

チャンネル名は「Rael播州織」


産地にある
産元商社、織物業者、染職業者、加工業者のうち
今回出展に名乗りを上げてもらった20社がずらりと並ぶ。

なかなかの圧巻。
1社ずつ、ゆっくりじっくり、見るだけで
播州織を、産地を感じることができる。

Youtubeチャンネルだからこそできることかもしれない。
幕開けまであと5日間。

まもなく生配信やオンライン商談会の詳細も
サイトに公開する。

それまでの間は、各社の動画で
ゆっくりじっくりと。

2020年12月9日水曜日

メディアへの戦略 〜産地初のオンライン展示会「リアル播州織展示会2020」〜

12月3日のこと。

この日も事業所紹介動画撮影に同行。

そしてありがたいことに、

繊維業界紙の繊維ニュースの記者さんが取材に来ていただいた。

実は昨日に続いて2日連続の産地入り取材。

ありがたや。

今日は先染綿織物「播州織」の真髄ともいえる「染色工場」へ。

ちょうど今回の展示会の主催である西脇・多可「播州織」連携会議の会長の会社でもあり、

動画撮影と新聞の取材とがコラボしたような形になった。

今回のこの新聞取材。

実は、繊維ニュースのトップ面を飾ることになる。

今日12月8日の紙面だから、もうなってる。

プラス新聞広告も実施。

広告&記事という演出で、一面をほぼほぼジャック。

やはり、

国内でも有数の織物の産地「播州織」の初の取り組みなので、

そこは、どんといかないと。

なんて思いつつ。

同様の業界紙、繊研新聞でも取り上げていただくことになっていて、広告も予定。


繊維業界に「播州織」旋風、巻き起こすぞ。

さて、ほかにもしっかりメディア進出しないと。




2020年12月7日月曜日

生配信という挑戦 〜播州織オンライン展示会「リアル播州織展示会2020」

 産地初のオンライン展示会となる「リアル播州織展示会2020」。

撮影した動画を紹介するだけでは、オンライン展示会とは言えない。


今回の展示会の特徴は

オンライン商談ができること。


そして。

現場からの生配信を行うこと。


産地内で最大規模を誇る産元商社からも、生配信することが決まった。

ここは産元。

織物会社ならば、現場はもちろん織機(織物機械)がならぶ工場だろうけど、

産元ならば企画室かショールームか。

生配信の全貌はまだまだ明らかではない。

いったいどんな情報が、現場から飛び出してくるのだろう。

事務局としても楽しみなところがある。


取材に対応いただいたのは、

営業と企画の若い方々。

あ〜、こういう若い人たちがこれからも産地を引っ張っていかれるんだな〜

というのをしみじみ感じた。


「生配信? やります!!」

とってもうれしい一言だった。



2020年12月6日日曜日

動画撮影という作業 〜播州織オンライン展示会〜

播州織産地初のオンライン展示会「リアル播州織2020」。

サイト上で出展者を紹介する動画撮影の2日目「12月1日」。

撮影スタッフさんに同行したのは、加工業者。

初日に同行してわかったのは、1日でしかも1時間ほどで、打合せから撮影まで全て行ってしまうことの難しさ。
初顔合わせで説明、事業内容の把握、工場を見学して撮影ポイントを探る、撮影。
これを1人で1時間で。

なかなかの作業です。
事前には流れやインタビュー内容を事業者さんにはこちらから伝えてはいるものの、
現場での臨機応変判断が何より重要。

タイトスケジュールの中でも、
産地内に初めて入り、播州織を体感された撮影スタッフさんは、
「魅力的なスポットがいっぱい」と言いながら、
撮影に没頭されていた。
そんな姿を見ながら、
播州織の魅力を改めて感じた、動画撮影2日目。







2020年12月5日土曜日

事業所紹介は動画で 〜播州織オンライン展示会〜

 12月14日から20日まで開催する、播州織産地初のオンライン展示会「リアル播州織展示会」。


産地のリアル感をお届けするため、出展する事業所もリアルに紹介すべきとのことで、今回は動画で事業所を紹介する。


そのための動画撮影を開始。

初日は11月30日。撮影隊に与えられた期日は12月3日までの4日間。

4日間で20社。

少しでもそのタイトスケジュールがスムーズに進みますように。

さて、記念すべき初日の初撮影は、多可町で織機台数最大規模を誇る織物会社を訪問。

産元商社も兼ねているこの会社はほかの織物会社とは規模が違い、撮影箇所がいっぱい。

撮影アングルをいろいろ試されながら撮影は続いていった。


他の織物会社にはない、サイジング(糊付け)工程もある工場。

僕自身、久しぶりに工場に入り、まじまじと見つめた。


多可町商工会に異動し早6年。

異動当初、はじめて見た播州織の工程は衝撃的で、今もなおその分業制の美しさに惹かれている。

映えスポットも多い。


さて、動画はどんな仕上がりになるのやら。

リアル播州織展示会は12月14日から。


2020年11月30日月曜日

播州織が産地一体となって取り組む、産地初のオンライン展示会

新型コロナウイルス感染症の拡大により、

ビジネスのあり方が大きく変わった今年。

ここ播州織産地も大きな影響を受けている。

そんな中、播州織の産地として連携した展開を行うべく、

西脇・多可「播州織」連携会議が、

播州織産地で初となる「オンライン展示会」を開催する。


日程は12月14日(月)から20日(日)。

場所は、播州織のプラットフォームとして位置付けようとしている

WEBサイト「リアル播州織」。

播州織のリアルな情報をどんどん発信していきたいとのコンセプトで

制作していたWEBサイトを舞台に、

初のオンライン展示会を開催する。


リアルの場での開催でないのに、

「リアル播州織」。

今回のオンライン展示会のためについたネーミングではないけれど、

展示会場だけでは伝えきれない、

産地の現場の「リアル」を伝えられる可能性を秘めているのが

この「オンライン展示会」。

くしくも、とってもしっくりくるサイト名になっている気がする。


産地初の試み。

いろんな可能性を秘めた展示会となるはず。

もうすでに開催まであと2週間ほど。

さて、いよいよこれから本格準備開始。

どんな展示会になるのか、

ワクワクしながら、

その準備過程と開催内容を追っていきたい。


2020年4月12日日曜日

次へ次へ

新型コロナウイルス感染が拡大している。
いろんな業種がいろんな形で影響を受けている。

そんな中、とある飲食店の会員さんが相談にやってきた。
そしてそこから、多可町テイクアウトキャンペーンが生まれた。
そして特設ホームページが立ち上がった。
http://peraichi.com/landing_pages/view/takafood/

これは、三田市のテイクアウトの取り組みを知ったことが発端になっている。
早期の取り組みで、こんなに早く行動を起こせる人は素晴らしいと思っていた。

そしてその矢先の、会員さんからの相談。
これはするべくしてできたものであると思っている。
開始についても、上の判断は早かった。
そして商工観光課はじめ、町の協力体制も素晴らしかった。

何より参画を示された飲食店の行動力も早かった。

何もかもがスピーディーに対応できたことが、素早くスタートできた要因。

今、毎日100件近くのビューがある。
参画店舗の全ての状況はわからないけど、テイクアウトの注文が増えたと喜ばれた飲食店も出てきた。


これでうまくいった、
とは思っていない。
続かないといけないし、
次の手も必要。

先日読んだとある記事にも書かれてた。
「お客さんが喜ぶものとは何なのか」

その中で書かれていた動画配信サービス。
そしてそれ以外にもたくさんのサービス。
色々あるんだな〜と思った。
色々できるんだな〜と思った。

さあ。
次の一手。



2020年2月14日金曜日

民間企業と行政が語り合うインターンと田舎暮らし

2月13日に開催した「行政懇談会」。
会員48社からなる多可町企業懇話会の主催の事業。
今年度から担当事務局になって迎えた、企業懇話会の今年度最大の事業。

2年前に開催した際は、
終始行政への要望に終わったようで、
今回はその反省点から、
テーマをかなり絞って語り合うスタイルに見直された。

そして本番を迎えるにあたり、懇話会正副会長と幹事さんで繰り返された会議。
行政との事務局レベルの打合せ。
そして懇話会正副会長と、町長・副町長との打合せ。
いろんな準備を通して
なんとテーマを一つに絞ることに。

テーマは仮称「大人のインターンシップ×多可町暮らし体験」。

そして懇談会の際の重要な決まりごと。
「できない理由」ではなく「できるように考える」こと。
単なる懇談で終わるのではなく、
具現化して実践できるようにすること。

そういう思いで臨んだでいただいた討論会。
開始早々から、活発な意見がなされ、
制限時間が近づくと、
ホワイトボードを駆使した表現が勢いを増し、
各班の会話スピードも上昇。

見ているだけで、いい意見交換がなされていることがわかった。

各班の発表、
そして
懇話会会長と町長による「まとめ」も終了。

そして第2部は懇親会。


とても収穫の多さを感じた今回の行政懇談会。
ただ。
それだけの満足ではダメ。
ここまでやる意味は、
これを実践するためにある。
とにかく実践。
動けるタイミングはいろいろありそう。

とにかく実践。
一歩でも、半歩でも、前へ。

2020年2月11日火曜日

産地で連携できること

ここに来るといつも見上げてしまう。
多可町にこんなに高いビルはない。
ここはお隣さんの西脇市。
西脇市商工会議所の事務所のあるビル。
ここに来ると決まって見上げてしまう。
そしてここに来る目的のほとんどは「播州織」のこと。

先週末は西脇市役所に。
今日は西脇市商工会議所と、
この同じビルの中にある北播磨地場産業開発機構、
そして帰りに多可町役場に伺った。

この4組織そして、うち多可町商工会。
この5つの組織が事務局となっているのが
西脇・多可「播州織」連携会議。

間もなく年度末を迎える時期にさしかかり、
大詰めになってきた今年度事業の打合せを
所々で実施。というか、確認して回った。


いろいろ思い巡らせ、
考えた案についての相談。
やはり三人寄れば文殊の知恵というか、
5つの組織という存在があれば、
いろんな切り出し方ができる。
もう本当に感謝しかない。
ありがたい気持ちでいっぱい。

同じ産地内。
「播州織」でつながっている各組織。
これからも連携できることを模索していきたい。

もちろん事務局だけでは何もできない。何も興せない。
播州織関連業者の連携があってこその連携会議。
大きなこともあれば、小さなこともある。
それぞれ決して無駄ではないと思っている。

できることから、できるなりで。
産地で連携できること。
少しでも先に、少しでも前に、進めることを。

2020年2月7日金曜日

多可と渋谷がつながった日

兵庫県の粋な計らいというか、
兵庫県から多可町に訪問があったようで、
それからトントン拍子に進んだ
多可町の空き工場に関する地域創生アイデアミーティング?
と言えばいいのか、そんなミーティングが
渋谷のコワーキングスペース「co-lab」で開催された。

今回お世話になった兵庫県の関係者の方々
+多可町役場の職員さん
+播州織若手グループ「Banshu-ori Next Japan」のメンバー
が東京へ。

そして僕らが多可町にいて、オンラインでミーティングに参加。
こっちは
+役場の職員さん
+播州織若手グループ「Banshu-ori Next Japan」のメンバー
+ライターさん
+僕ら商工会職員

今回のプロジェクトには、
多可町の地域資源の中でも
特に播州織がふさわしいのではないかということでのこういうメンバー。
もちろん播州織に限ったわけでないけど
空き工場の活用というフレーズは
やっぱ僕としては播州織で活用したいな、と心くすぐる。

今回の2時間。
果たして多可町の、そして播州織の魅力がどれだけ伝わったのかは
正直ちょっとわからない。

でもこうやって
多可と渋谷がつながったこと。
兵庫県がわざわざ声をかけていただいたこと。
そしてそれに多可町が乗っかったこと。
それに播州織の職人さんたちが応えたこと。
そして
それに興味を持っていただいた東京の方々。

そんな人たちがつながったことが大きい。
皆さんに感謝。

そんなつながりを大切に。
少しでも、小さくてもいい。
前に、次に、一歩でも、半歩でも進んで、
何か始めていきたい。
そう思った日。

2020年2月5日水曜日

5年間毎月続けている会議「経営指導員会議」

気が付けばもう5年。
平成27年に第1期となる経営発達支援計画の採択を受けて、
そこから始まったのが
「経営指導員会議」。

以降今まで5年間毎月行ってきた。
いわゆる僕ら「経営指導員」と呼ばれる職員の月一の会議。
(今は指導員以外の職員も参加しているけど)

昨日4日、今年度11回目となる指導員会議を行った。


毎回毎回同じ内容を協議することもあるし、
毎回毎回違う内容を協議することもある。

毎回毎回よくもまあ協議する内容があるなぁ、と思いながら
協議内容に事欠くことはない。


けど。
少し。
感覚的に「違うのかな」という思いが生まれてきている。
それは参加している職員みんな、
特に5年前からずっと一緒に毎回毎回会議を行っている
職員みんなが感じているようす。

もちろん毎回毎回話すことがあり、
毎回毎回気づけば2時間を超えていたり・・・
当初はもっとかかっていたり。

でも、以前はもっとなんか本質に食い込んで話ができていたように思う。
「いい会議だなぁ」としみじみ思ったことがある。
今は、もちろん重要なことを協議はしているものの
本当に「経営支援」に必要なことに
触れられていないのではと感じる。

触れられていない、というより、
触れる間がない、方が正しいのかな。

いろいろ話す内容が多くて、
「経営支援」の話まで行き着かない、といういい方が正しいかもしれない。

でももちろん、いろいろな話す内容は必要で
決してないがしろにはできない。


でもこのままでは
いつもこんなモヤっと感が残るのかもしれない。

やはりどこかで改革が必要なのだろう。

いろいろ話す内容を
普段の中で共有することができないか。
そういうところから改革が必要でないか。

やはり普段の業務が重要なんだな・・・
いかに効率よく・・・永遠のテーマ。
いろいろ検証していきたい。





2020年1月29日水曜日

ちいさなはじまりでいい #チェックを探せ

昨年から連携事業を行なっている新温泉町で、それは生まれた。
播州織と温泉を何とか連携させたいと、モニターツアーを行なっていた時のこと。
新温泉町で行われている「ハートを探せ」に触れた時のこと。

昨年初めて、この「ハートを探せ」を知った時、素晴らしい取り組みだと思った。
湯村温泉街にある「ハート」を探し出して写メ撮って、
5つ見つけたら(施設名入りハート1つ含めて6つ)プレゼントがもらえるという企画。

まちなかにある「ハート」がまた様々で、
「ハート」に見える元々そこにあるもの、
「ハート」が仕込んであるもの、
挑戦者が見つけた「ハート」などなど。
まちなかを歩くという試みが、ほんといい感じで、
まち全体で取り組んでいることがよく分かる。

そんな「ハートを探せ」をやってる最中、
同行していた女子職員が「チェックを探せ」と言い出した。

播州織は、昔には「工場縞(こうばじま)」と呼ばれ、
柄の織物がよく織られている。
先染め織物(糸を先に染める)であるがゆえに、
柄がキレイに表現されるからだ。

そんな産地の特徴を表す「チェック」。
多可町で「チェックを探せ」をやってもたら面白いかも、と。

新温泉町から帰ってきてからも
モニターツアーの意見交換会の時でも
頭から離れなかった「チェックを探せ」。

できたらいいのにな〜
なんて思っていた「チェックを探せ」。

思ってたって何も始まらない。
だったらやっちゃえ。

新温泉町のように、まち全体で取り組むなんてできない。
だったらちいさなはじまりでいい。

リアルの場でなくてもいい。
ウェブの場でいい。
便利なハッシュタグがあるじゃないか。
インスタ上ならおカネもいらない。

ということで、
女子職員と2人で始めた「チェックを探せ」。
「楽しそう」と言ってくれる人が増えてきた。

僕の身の回りで早速見つけたチェック。
毎日持っているハンカチは、播州織のチェック。




役場の応接室で見つけたチェック。
播州織のチェック。

何も播州織にこだわってはいない。
多可町に西脇市に、産地にある「チェック」を探したい。


こんなことが何になるのか。
播州織の売上向上に繋がるのか。
そんなことはわからない。
でもやってみないとわからない。
何が起こるのか、やってみないとわからない。

誰でもできる、ちいさなはじまり。

できることからはじめてみよう。
何が起きるかわからないから。
何かを興したいから。

播州織三昧の日

結構そんな日はあったりするけど、今日もそんな日。

10時から、昨年度から行っている、新温泉町との連携事業の意見交換会。
Banshu-ori Next Japanによる連携事業で、
新温泉町との連携のあり方
多可町の着地型観光のあり方、
播州織産地の観光化のあり方、
そんなことを検証するモニターツアー実施後の意見交換会。

Banshu-ori Next Japanの奥さまグループ「ネクストマム」
そして昨年度も協力いただいた多可町女性グループ「mumlife」の方々も
参加いただき、意見交換会を実施。

お世話になったモニターさんの話はほんとうなづくこと多し。
とにかく工場見学やワークショップをこれからやっていくにあたり
ひとつひとつのコンテンツの磨き上げが大切であることがよおく分かった。
あと播州織を感じてもらう「機会」の創出も。

会議終了後にランチ兼ねてちょっとまた話し合い。

そして終了後は
そそくさと西脇に向かい15時からは
西脇・多可「播州織」連携会議の事務局会議。
今年度事業を4つに絞り込んで、しっかりと成果を出したいと臨んだ今年度。
とにかく今年度はバタバタ続きで、スタートが遅れたこともあり、
これからやる事業もぱっつんぱっつん状態。

とにかく産地の課題解決につながることを願い、
できることを少しずつ、なおかつ大胆?にも進めていきたい。


午前で
産地の観光化を夢見て
午後で
産地の課題解決を夢見て

ただ夢見では終わらないように。

2020年1月24日金曜日

ファッションと関わり合う日々

今日は夕方から大阪「上田安子服飾専門学校」さんへ。
一通り終わると、もう外はすでに暗く、
街は週末の仕事帰りの人たちで賑わっていた。
そういえば先週の土曜日もこのすぐ近くにあるグランフロントに行っていた。
今日と同じ上田安子服飾専門学校さんのファッションショー「上田学園コレクション」に招待いただいて。

今日は、多可町ふれあいまつり(11/3)会場で展示した、
上田安子服飾専門学校の生徒さんが製作した「100体の播州織シャツ展」の表彰状を届けに、授与式を行うために訪問。
商工会繊維部会長とともに訪問して、
最優秀賞1人、優秀賞4人に、表彰状をお渡しした。
学生さんはみなさん口をそろえて、「とても良い生地だった」と。製作エピソードも聞かせてもらえた。
校長、副校長、先生方とともに写真撮影も。

そして副校長と、今後のお話も。

産地見学や、シャツ製作などなど、うちと上田安子服飾専門学校さんの関係性は、
いろいろと深い。

こういうファッションの最先端の方々が、
産地に対する思い入れを強く持っていただいていることは
本当にありがたい。

この関係性がもっともっとより良きものになるように、
産地としての向き合い方、模索していきたい。



2020年1月16日木曜日

そろそろ開放しないと

2020年明けてすでに半月。
ほんとうなら「とんど」で消えてしまっているはずの書初め。

今年は欲張り
「夢」

「開放」

「夢開放」ではなく
「夢」と「開放」の2つ。

『夢』
昨年末に、とある会員さんから「おかげさまで夢に近づきつつある」と感謝の言葉をいただきました。
それがうれしく、
会員さんの夢を応援することができたら、と思い、したためたもの。

もちろん僕の「夢」も含んでいるけどね。


『開放』
いろいろ思うことあり。年始に思い付いた言葉。
「開かれた商工会」でありたいという思いも含まれているし、
僕自身の想いをもっともっと開放していきたいという思いもある。


自分のアタマの中で妄想していないで、
一部の人だけに想いを話したりしないで、
企画書をしたためてPC内で眠らせていないで、
開放しないとな~~と。
別に開放したからといって必ずしもいい方に転がるということもないだろうし、
所詮このブログ内でとかそういう範囲になるだろうから
開放のレベルも狭いわけで。

なんてぶつぶつ言ってても何も始まらないので、
何かしら開放していこうかと。プライベートも含めて。


まあ、そんなこんなで
プライベートと仕事がごちゃまぜになった
「夢」と「開放」。
ここは
もちろんお仕事日報なので、
お仕事「開放」そろそろ。