2020年1月29日水曜日

ちいさなはじまりでいい #チェックを探せ

昨年から連携事業を行なっている新温泉町で、それは生まれた。
播州織と温泉を何とか連携させたいと、モニターツアーを行なっていた時のこと。
新温泉町で行われている「ハートを探せ」に触れた時のこと。

昨年初めて、この「ハートを探せ」を知った時、素晴らしい取り組みだと思った。
湯村温泉街にある「ハート」を探し出して写メ撮って、
5つ見つけたら(施設名入りハート1つ含めて6つ)プレゼントがもらえるという企画。

まちなかにある「ハート」がまた様々で、
「ハート」に見える元々そこにあるもの、
「ハート」が仕込んであるもの、
挑戦者が見つけた「ハート」などなど。
まちなかを歩くという試みが、ほんといい感じで、
まち全体で取り組んでいることがよく分かる。

そんな「ハートを探せ」をやってる最中、
同行していた女子職員が「チェックを探せ」と言い出した。

播州織は、昔には「工場縞(こうばじま)」と呼ばれ、
柄の織物がよく織られている。
先染め織物(糸を先に染める)であるがゆえに、
柄がキレイに表現されるからだ。

そんな産地の特徴を表す「チェック」。
多可町で「チェックを探せ」をやってもたら面白いかも、と。

新温泉町から帰ってきてからも
モニターツアーの意見交換会の時でも
頭から離れなかった「チェックを探せ」。

できたらいいのにな〜
なんて思っていた「チェックを探せ」。

思ってたって何も始まらない。
だったらやっちゃえ。

新温泉町のように、まち全体で取り組むなんてできない。
だったらちいさなはじまりでいい。

リアルの場でなくてもいい。
ウェブの場でいい。
便利なハッシュタグがあるじゃないか。
インスタ上ならおカネもいらない。

ということで、
女子職員と2人で始めた「チェックを探せ」。
「楽しそう」と言ってくれる人が増えてきた。

僕の身の回りで早速見つけたチェック。
毎日持っているハンカチは、播州織のチェック。




役場の応接室で見つけたチェック。
播州織のチェック。

何も播州織にこだわってはいない。
多可町に西脇市に、産地にある「チェック」を探したい。


こんなことが何になるのか。
播州織の売上向上に繋がるのか。
そんなことはわからない。
でもやってみないとわからない。
何が起こるのか、やってみないとわからない。

誰でもできる、ちいさなはじまり。

できることからはじめてみよう。
何が起きるかわからないから。
何かを興したいから。

播州織三昧の日

結構そんな日はあったりするけど、今日もそんな日。

10時から、昨年度から行っている、新温泉町との連携事業の意見交換会。
Banshu-ori Next Japanによる連携事業で、
新温泉町との連携のあり方
多可町の着地型観光のあり方、
播州織産地の観光化のあり方、
そんなことを検証するモニターツアー実施後の意見交換会。

Banshu-ori Next Japanの奥さまグループ「ネクストマム」
そして昨年度も協力いただいた多可町女性グループ「mumlife」の方々も
参加いただき、意見交換会を実施。

お世話になったモニターさんの話はほんとうなづくこと多し。
とにかく工場見学やワークショップをこれからやっていくにあたり
ひとつひとつのコンテンツの磨き上げが大切であることがよおく分かった。
あと播州織を感じてもらう「機会」の創出も。

会議終了後にランチ兼ねてちょっとまた話し合い。

そして終了後は
そそくさと西脇に向かい15時からは
西脇・多可「播州織」連携会議の事務局会議。
今年度事業を4つに絞り込んで、しっかりと成果を出したいと臨んだ今年度。
とにかく今年度はバタバタ続きで、スタートが遅れたこともあり、
これからやる事業もぱっつんぱっつん状態。

とにかく産地の課題解決につながることを願い、
できることを少しずつ、なおかつ大胆?にも進めていきたい。


午前で
産地の観光化を夢見て
午後で
産地の課題解決を夢見て

ただ夢見では終わらないように。

2020年1月24日金曜日

ファッションと関わり合う日々

今日は夕方から大阪「上田安子服飾専門学校」さんへ。
一通り終わると、もう外はすでに暗く、
街は週末の仕事帰りの人たちで賑わっていた。
そういえば先週の土曜日もこのすぐ近くにあるグランフロントに行っていた。
今日と同じ上田安子服飾専門学校さんのファッションショー「上田学園コレクション」に招待いただいて。

今日は、多可町ふれあいまつり(11/3)会場で展示した、
上田安子服飾専門学校の生徒さんが製作した「100体の播州織シャツ展」の表彰状を届けに、授与式を行うために訪問。
商工会繊維部会長とともに訪問して、
最優秀賞1人、優秀賞4人に、表彰状をお渡しした。
学生さんはみなさん口をそろえて、「とても良い生地だった」と。製作エピソードも聞かせてもらえた。
校長、副校長、先生方とともに写真撮影も。

そして副校長と、今後のお話も。

産地見学や、シャツ製作などなど、うちと上田安子服飾専門学校さんの関係性は、
いろいろと深い。

こういうファッションの最先端の方々が、
産地に対する思い入れを強く持っていただいていることは
本当にありがたい。

この関係性がもっともっとより良きものになるように、
産地としての向き合い方、模索していきたい。



2020年1月16日木曜日

そろそろ開放しないと

2020年明けてすでに半月。
ほんとうなら「とんど」で消えてしまっているはずの書初め。

今年は欲張り
「夢」

「開放」

「夢開放」ではなく
「夢」と「開放」の2つ。

『夢』
昨年末に、とある会員さんから「おかげさまで夢に近づきつつある」と感謝の言葉をいただきました。
それがうれしく、
会員さんの夢を応援することができたら、と思い、したためたもの。

もちろん僕の「夢」も含んでいるけどね。


『開放』
いろいろ思うことあり。年始に思い付いた言葉。
「開かれた商工会」でありたいという思いも含まれているし、
僕自身の想いをもっともっと開放していきたいという思いもある。


自分のアタマの中で妄想していないで、
一部の人だけに想いを話したりしないで、
企画書をしたためてPC内で眠らせていないで、
開放しないとな~~と。
別に開放したからといって必ずしもいい方に転がるということもないだろうし、
所詮このブログ内でとかそういう範囲になるだろうから
開放のレベルも狭いわけで。

なんてぶつぶつ言ってても何も始まらないので、
何かしら開放していこうかと。プライベートも含めて。


まあ、そんなこんなで
プライベートと仕事がごちゃまぜになった
「夢」と「開放」。
ここは
もちろんお仕事日報なので、
お仕事「開放」そろそろ。