2020年2月14日金曜日

民間企業と行政が語り合うインターンと田舎暮らし

2月13日に開催した「行政懇談会」。
会員48社からなる多可町企業懇話会の主催の事業。
今年度から担当事務局になって迎えた、企業懇話会の今年度最大の事業。

2年前に開催した際は、
終始行政への要望に終わったようで、
今回はその反省点から、
テーマをかなり絞って語り合うスタイルに見直された。

そして本番を迎えるにあたり、懇話会正副会長と幹事さんで繰り返された会議。
行政との事務局レベルの打合せ。
そして懇話会正副会長と、町長・副町長との打合せ。
いろんな準備を通して
なんとテーマを一つに絞ることに。

テーマは仮称「大人のインターンシップ×多可町暮らし体験」。

そして懇談会の際の重要な決まりごと。
「できない理由」ではなく「できるように考える」こと。
単なる懇談で終わるのではなく、
具現化して実践できるようにすること。

そういう思いで臨んだでいただいた討論会。
開始早々から、活発な意見がなされ、
制限時間が近づくと、
ホワイトボードを駆使した表現が勢いを増し、
各班の会話スピードも上昇。

見ているだけで、いい意見交換がなされていることがわかった。

各班の発表、
そして
懇話会会長と町長による「まとめ」も終了。

そして第2部は懇親会。


とても収穫の多さを感じた今回の行政懇談会。
ただ。
それだけの満足ではダメ。
ここまでやる意味は、
これを実践するためにある。
とにかく実践。
動けるタイミングはいろいろありそう。

とにかく実践。
一歩でも、半歩でも、前へ。

2020年2月11日火曜日

産地で連携できること

ここに来るといつも見上げてしまう。
多可町にこんなに高いビルはない。
ここはお隣さんの西脇市。
西脇市商工会議所の事務所のあるビル。
ここに来ると決まって見上げてしまう。
そしてここに来る目的のほとんどは「播州織」のこと。

先週末は西脇市役所に。
今日は西脇市商工会議所と、
この同じビルの中にある北播磨地場産業開発機構、
そして帰りに多可町役場に伺った。

この4組織そして、うち多可町商工会。
この5つの組織が事務局となっているのが
西脇・多可「播州織」連携会議。

間もなく年度末を迎える時期にさしかかり、
大詰めになってきた今年度事業の打合せを
所々で実施。というか、確認して回った。


いろいろ思い巡らせ、
考えた案についての相談。
やはり三人寄れば文殊の知恵というか、
5つの組織という存在があれば、
いろんな切り出し方ができる。
もう本当に感謝しかない。
ありがたい気持ちでいっぱい。

同じ産地内。
「播州織」でつながっている各組織。
これからも連携できることを模索していきたい。

もちろん事務局だけでは何もできない。何も興せない。
播州織関連業者の連携があってこその連携会議。
大きなこともあれば、小さなこともある。
それぞれ決して無駄ではないと思っている。

できることから、できるなりで。
産地で連携できること。
少しでも先に、少しでも前に、進めることを。

2020年2月7日金曜日

多可と渋谷がつながった日

兵庫県の粋な計らいというか、
兵庫県から多可町に訪問があったようで、
それからトントン拍子に進んだ
多可町の空き工場に関する地域創生アイデアミーティング?
と言えばいいのか、そんなミーティングが
渋谷のコワーキングスペース「co-lab」で開催された。

今回お世話になった兵庫県の関係者の方々
+多可町役場の職員さん
+播州織若手グループ「Banshu-ori Next Japan」のメンバー
が東京へ。

そして僕らが多可町にいて、オンラインでミーティングに参加。
こっちは
+役場の職員さん
+播州織若手グループ「Banshu-ori Next Japan」のメンバー
+ライターさん
+僕ら商工会職員

今回のプロジェクトには、
多可町の地域資源の中でも
特に播州織がふさわしいのではないかということでのこういうメンバー。
もちろん播州織に限ったわけでないけど
空き工場の活用というフレーズは
やっぱ僕としては播州織で活用したいな、と心くすぐる。

今回の2時間。
果たして多可町の、そして播州織の魅力がどれだけ伝わったのかは
正直ちょっとわからない。

でもこうやって
多可と渋谷がつながったこと。
兵庫県がわざわざ声をかけていただいたこと。
そしてそれに多可町が乗っかったこと。
それに播州織の職人さんたちが応えたこと。
そして
それに興味を持っていただいた東京の方々。

そんな人たちがつながったことが大きい。
皆さんに感謝。

そんなつながりを大切に。
少しでも、小さくてもいい。
前に、次に、一歩でも、半歩でも進んで、
何か始めていきたい。
そう思った日。

2020年2月5日水曜日

5年間毎月続けている会議「経営指導員会議」

気が付けばもう5年。
平成27年に第1期となる経営発達支援計画の採択を受けて、
そこから始まったのが
「経営指導員会議」。

以降今まで5年間毎月行ってきた。
いわゆる僕ら「経営指導員」と呼ばれる職員の月一の会議。
(今は指導員以外の職員も参加しているけど)

昨日4日、今年度11回目となる指導員会議を行った。


毎回毎回同じ内容を協議することもあるし、
毎回毎回違う内容を協議することもある。

毎回毎回よくもまあ協議する内容があるなぁ、と思いながら
協議内容に事欠くことはない。


けど。
少し。
感覚的に「違うのかな」という思いが生まれてきている。
それは参加している職員みんな、
特に5年前からずっと一緒に毎回毎回会議を行っている
職員みんなが感じているようす。

もちろん毎回毎回話すことがあり、
毎回毎回気づけば2時間を超えていたり・・・
当初はもっとかかっていたり。

でも、以前はもっとなんか本質に食い込んで話ができていたように思う。
「いい会議だなぁ」としみじみ思ったことがある。
今は、もちろん重要なことを協議はしているものの
本当に「経営支援」に必要なことに
触れられていないのではと感じる。

触れられていない、というより、
触れる間がない、方が正しいのかな。

いろいろ話す内容が多くて、
「経営支援」の話まで行き着かない、といういい方が正しいかもしれない。

でももちろん、いろいろな話す内容は必要で
決してないがしろにはできない。


でもこのままでは
いつもこんなモヤっと感が残るのかもしれない。

やはりどこかで改革が必要なのだろう。

いろいろ話す内容を
普段の中で共有することができないか。
そういうところから改革が必要でないか。

やはり普段の業務が重要なんだな・・・
いかに効率よく・・・永遠のテーマ。
いろいろ検証していきたい。