ここ丹波篠山の冬の味覚と言えば、いのしし。その代表料理「ぼたん鍋」。
あと1ヶ月すれば、いのしし猟が解禁となり、同時にぼたん鍋のシーズンに突入する。
以前から、冬の味覚の王者「カニ」のカニカニエクスプレスのような取り組みをいのししでできないか、「シシシシエクスプレス」で対抗できたらなんて・・・と思っていた。
でも、そのやり方とは違う、篠山らしい取り組みをするべきではないかと思い出した。
同じ冬の味覚だからと言って、同じ手法で取り組んでも仕方ない。
それぞれの味覚に、それぞれの土地に、それぞれの特徴がある。
勝った、負けたの世界ではないのだし。
ぼたん鍋にはどのような物語があるのだろうか。
なぜ、ぼたん鍋の具材には根菜が多いのだろうか。
ぼたん鍋を作る時は、肉を最初に入れることをどれくらいの人が知っているのだろうか。
ぼたん鍋の中に隠されたさまざまな物語。
それを掘り下げて、掘り下げて、しっかり伝えていく。
そんなことから始めてもおもしろいかもしれない。
黒枝豆が最盛期を迎えている秋本番にそんなことを思った。
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