2019年11月16日土曜日

織物職人vs中小企業診断士

別に戦ったわけではないけれど。

今日は、兵庫県の地場産業の研修ということで
播州織の産地に、兵庫県中小企業診断士協会の方々が来られた。
コーディネーターさん1人と、中小企業診断士さんは7人。
7人のうち5人が女性。
「女性の比率を考えたら珍しいこと」とおっしゃられてたので、
繊維産業はファッションに絡んでるし、
女性の方が興味があるのかな、とも思った。

織機の音に囲まれながらの工場見学からスタート。
今まで服飾関係の専門学校生の工場見学に同行してきたので、
フォーマルな方々が工場内にたくさんいらっしゃる姿はなかなか新鮮味があった。

見学が終わると、意見交換会へ。
産地の現状や機屋(織物工場)の生々しい話あり、
中小企業診断士さんからの鋭い指摘や質問あり、
なかなか濃い3時間だった。

途中職人さんから「他の機屋さんにも聴いてもらいたい〜。僕らの前で話をしてほしい〜。」という言葉がちょくちょくあり。
やっぱ、日々中小企業をサポートされている診断士の方々はさすがだな〜と感じた。
なんか発言に説得力あるし、うなづけることが多々。

いつも理想論しか言えない僕とは違うなと。
ま、違って当然やけどね。


ま、意見交換できたことは何よりやけど
「こうやって生地ができているとは知らなかった」
「できあがるまでいろいろ大変なんやね〜」
とかの声を聞いたことも何より。

やっぱ
知ってもらう、感じてもらうことで
生地に対する愛着が変わってくる。

こういうことの積み重ねは大事なんだと思う。




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