デカンショ祭は今年60回を迎えます。
還暦ですね。
デカンショ祭には実行委員会と振興会があって、実行委員会は祭りそのものを実行する組織、振興会は、デカンショ祭というか、デカンショ節やデカンショ踊りなど『デカンショ』を振興する組織。
今日は、振興会の幹事会の事前打ち合わせ会を行いました。
振興会総会の開催日が近づいている中、60回の事業計画について協議しました。
デカンショの魅力増進事業、継承事業、普及事業についてです。
祭りそのもののことではなく、祭りを取り巻く、デカンショ全体についてのこと。
商工会に勤務しはじめたころは、祭りそのものに関わることが多く、いかに祭り当日をうまく運営できるか、みなさんに楽しんでもらえるか考え、実行し、突っ走ってきました。
ここ最近は、祭り本体ももちろん同じようにやっていますが、祭りだけではない、節や踊りや、そしてデカンショを普及継承していく取り組みについて時間を費やすことが多くなりました。
篠山が全国に、いや世界に誇る「デカンショ節」をしっかりと後世に伝え、篠山に暮らす人たちにとってかけがえのないものである続けるものであってほしい。
そんなことを考えながら取り組んでいます。
8月15日・16日だけがデカンショじゃない。
デカンショバンドも、保存会も通年活動している。
篠山のまちには毎日デカンショ節のミュージックサイレンが鳴り響く。
大正ロマン館と篠山口駅にある丹波焼の「デカボー像」に触れば、いつでもデカンショ節が流れる。
篠山での生活に当たり前のように浸透し、夏になったら当たり前のように踊る。
そんな「デカンショのまち丹波篠山」。
これからも究極の理想を追い求めていきたい。
デカンショにはそんな魅力がいっぱいあるんだから。
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